アマダイ はも 加茂なす 万願寺唐辛子
だし 京とうふ 海老芋 湯葉
竹の子 本もろこ 九条ねぎ 汐鯖
イイダコ 生じゅんさい 京都宮津産トリ貝
とうがらし おいもさん 大徳寺納豆 棒だら
かぶら(蕪) 津居山の丸ガニ 明石鯛 油目
山椒 京生麩 茗荷 薄口醤油
ゆず 松茸 紫ずきん 金時にんじん
くわい 丹波黒大豆 さわら 京水菜(壬生菜)
ゆりね 手長海老 白みそ まなかつを
うり アマガレイ 丹波栗 ぶり
しらさ海老 京酢 やまいも あわび
里芋 岩牡蠣 車海老 ちりめんじゃこ
目板カレイ からすみ とこぶし 助子
穴子(マアナゴ)
茗荷

今回は初夏にふさわしい食材のひとつ茗荷です。茗荷は国内でも数少ない日本各地で自生している野菜です。茗荷と聞いてすぐに頭に浮かぶのが、親から聞かされた「茗荷を食べ過ぎると物忘れが激しくなる。」という話です。物の本によると釈迦の弟子でたいへん物忘れのひどい方がおられて、その方の大好物が茗荷だったことからこの話が言い伝えられているとか。この方も後には修行のかいあって高弟に加えられたといいます。この薬味野菜、これから食欲の減退する夏に向けて何とも言えない清涼感をもたらしてくれます。焼き魚のあしらい、三杯酢の酢の物、天ぷら、お漬物、お吸い物、そして茗荷御飯など、この時期ならではの味覚を楽しませてくれます。また暑いときの冷やした「そうめんつゆ」の薬味として刻んでいれますと、さわやかな香りが何とも言えません。料理にはこういう主役を引き立てる名脇役が貴重な存在で、この脇役をうまく使いこなすかどうかで料理もがらっと変わってしまう気がいたします。写真は「棒茗荷」と「華茗荷」でどちらも栽培されたもので、手にいれようとおもえば年中手に入るようですが、使われている料理人さんの話によれば、自生している野生のものは香り、苦味など一味違うようでこんな一癖あるものを好まれるかたもあるようです。昨今の野菜には昔のような野菜独特の癖のあるものがなくなってしまった。と言う話はしょっちゅう耳にしますが、逆に本物の味に出くわすと現代人には敬遠されるということは、野菜に限らずよくある現象でもあります。

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